東風平中学校 野球部　★沖縄★

前任校「豊見城中学校」と共に全国大会へ参加。
このチームの指揮するとるのもこの試合、つまり
全国大会の決勝戦が最後となりました。

この大会以外のもうひとつの全国大会である

「全国中学校軟式野球大会」
は全国の中学校野球部の中なら一番をかけての大会です。

今回の「全日本少年軟式野球大会」
には「全日本」という言葉が使われているように
日本全国の
中学校野球部、
地域の軟式野球のクラブチーム、
県や、街のオールスターチーム
などすべての中学軟式野球の中から日本一を決定する大きな大会です。だから中学生の甲子園と呼ばれています。



決勝戦は長崎代表：日野中学校との対戦となりました。

主将は全４試合、先攻・後攻を決めるための試合前のじゃんけんで４連敗・・・・

「まぁ　いいか」
ということで

全日本少年軟式野球大会
★決勝戦★
豊見城　００１０００３　＝４
日野中　０００００００　＝０

ついに日本一です。

準決勝まで温存していたことも
準決勝後半から作戦に組み込み、ことごとく成功。
準々決勝までは
「もしリードされたら使おう」という作戦でした。

準決勝延長タイブレーク＜※無死満塁からスタート＞では２点先取。
捕手大城を守備に着く前に呼び寄せ
「もし追い詰められた場面になったら練習してきた▲▲を使おう」
と打ち合わせをして送り出しました。

その作戦も使うことなく守りきり決勝進出！


決勝戦では相手に応じた投手の攻めで完封。

豊見城の頭脳であるセイン君が記録してくれたデータから
相手の１打者永尾君への攻め方を確認し、

「これで打たれないだろう」
と思っていたら・・・　
しっかり狙い通り追い込んだのに・・・
バッテリーは「大丈夫だろう・・・」と外のストレートで勝負
打ち合わせとと違う球で勝負・・・　
結果２塁打を打たれる。

しかし、その後は相手が分かっていても試合前に確認したボールで
徹底して攻め切り、相手１番永尾君を完全に押さえ込み守りきりました。


攻撃面。先制点は温存していた足で１点。
最終回は、
「リスクをできるだけ少なくしながら攻撃に時間をかける、隙あらば得点を奪う」
という作戦で着々と加点。
相手の心を折るには十分すぎるジワリジワリと
時間をかけた内容の攻めでした。

この試合はというと
不思議といつもの練習試合の雰囲気で試合が進んでいるなぁ」
という感じがしながら試合が進んできました。

そして、ついに７回の裏最後の守り。
このチームが結成以来１イニングに３点以上取られた経験は皆無。

本当にいつもの練習試合と同じ雰囲気で
歓喜の瞬間を迎えることができました。


最高です。
夢のようです・・・




役員の方に優勝メダルを肩にかけてもらった瞬間、ズシッとくるメダルの重さに思わず涙が出てきました。



全国大会へ向けての練習を手伝ってくれた、東風平中学校野球部の選手やマネージャー美女軍団、豊見城中学校保護者会、大会直前にもかかわらず全国大会へ送り出してくださった東風平中学校野球部保護者会・・・もうすべてのことに感謝です。

本当にありがとうございました。

「サインミスで負けさせてしまったらどうしよう」
などいろいろ心配で眠れない時もありましたが
ホッとしています。

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