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2017年08月08日

「見えない積極的なプレー」、「積極的に見える考えないプレー」

第34回全日本少年軟式野球大会
今日8月8日 沖縄代表南星中学校が登場です。

台風も逸れ、風も出るので過ごしやすくなるのかな
「見えない積極的なプレー」、「積極的に見える考えないプレー」



実力には大差なく、あとはどんな
「強み」
を用意してきたかです。

全日本大会はクラブチームも出場する軟式野球No1決定戦です。
クラブチーム、選抜チーム、私立に勝つための用意をしてきたか

または、それを上回る能力、勢いで戦うか

「見えない積極的なプレー」、「積極的に見える考えないプレー」

結果が楽しみ




練習試合 の報告
八重瀬対決ですニコニコ


1試合目

具志頭 0000000 =0
東風平 101010X =3




2試合目

東風平 0100001 =2
具志頭 0200000 =2



最終回1点ビハインド
先頭打者に代打 → 左中間へ同点弾

その後、センターオーバーも無理な走塁で
3塁でタッチアウトダウン

走者はボールが目で確認できる範囲
なので自分の判断で3塁へ
「おれの脚ならイケる!」
と思ったのかどうかは知りませんが・・・

余裕のタッチアウト・・・

この辺の判断力を日ごろから磨いていかなくては・・・

数試合の中で判断ミスと言うよりも
イメージ的に
「何となく行けそう・・・」
的なノリっぽい走塁に感じます。

判断には根拠が必要コレ!
・自分の足の速さ
・ボールがどんな状態にあるのか
・点差
・だれがカットに入っているか
・次の打者はだれか

などなど多くの情報を頭に入れておかなければ
的確な判断はできないと思います。

「瞬時に分析」
「最適な行動をとる」
にする為の練習が必要です。

「何も考えていなかった」
からは機械的な動きしか生まれません。

そのためには前もって点差、
自分のあとの打者たちの状況など

「準備」
が必要です。

準備せずにプレーをすると
「えっ!? なんで?」
「ここでは慎重にいくところだろう」
などと言われてしまいます。

目に見える積極的なプレーがすべてではありません。

前もって考えを張り巡らすことも積極的なプレーとも言えます。

数年前、甲子園。
足で話題の高校が
8回だったかな、とにかく後半でした。
1点差でビハインド。
1死2塁、3番打者のとき盗塁をしかけてアウトに・・・

このプレーは積極的というか・・・
チームで「積極的に攻めてアウトなならOK」
という指導がなされていても

そのプレーが
「勝ちにつながる」
ためのものであるはず

「積極的」よりも「確率」
相手は1点差で負けている終盤
①1死2塁、3番、4番でじっくり打たれる
②1死2塁、盗塁
相手はどっちが嫌だろうか・・・


3、4番なら2塁から一打でほとんどの場合が
同点になることを考慮すれば・・・



意外と積極的の裏側には
「状況も考えずガンガン行け」
のように映ってしまうことも・・・

それが「無謀」 
「これから主軸なのになぜ無理して走る・・・」

いろいろ言われます。

見える動きだけが積極的ではありません。


まず、「状況を把握すること」
これがその場面で的確に動くための準備。
そこから始まるその場に応じた積極的な動きの
根拠となります。

「ただガンガン動き回る=積極的」
ではありません。

「静」の中にも積極的なプレーは存在します。




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